がん治療と予防のための食事法

今日は昨日に続いてガンドリー博士(もとは心臓外科医のアメリカ人で、25年以上にわたり食事とライフスタイルの改善だけで自己免疫疾患など、様々な患者を治療してきた実績を持つ)と、リアナ・ワーナー=グレイさんが「Dr. Gundry Podcast」の中で紹介したがん治療や予防のための食事法についてお話したいと思います。
と、その前に私のおすすめレクチンフリーレシピをシェアしたいと思います。
レクチンフリーのホワイトソルガム粉を使ったパスタで作ったジェノベーゼパスタです。ジェノベーゼソースは、フレッシュバジル、くるみ、パルメジャーノチーズ、オリーブオイル、塩をフードプロセッサーに入れて混ぜて作りました。他の具材は冷凍シーフードミックス。バジルソースと解凍したシーフードミックスをフライパンでミックスし、その中に、茹でたホワイトソルガム粉のパスタを入れて混ぜたら完成です!簡単で美味しいです。

私は、なかのソルガムのショートパスタを使いました。袋に書いてある湯で時間より2,3分長めに茹でるのがおすすめです。トマトソースで和えても良いですし、常備しておくと安心する一品です。
トマトの伝統的な調理法と“種を食べない”という先住民の知恵
みなさん、トマトの皮は剥きますか?あとは、トマトの種は取りますか?皮は剥くけど、種は取らない方が多いのかなと思うのですが、実はトマトの種にはレクチンがたっぷり含まれています。
ガンドリー博士は、ポッドキャストの中でシチリアに行ってきた時のことを話しています。シチリアではトマト文化が非常に根強く、ほぼすべての料理がトマトソースをベースにしています。そこでガンドリー博士は、小さな村のシェフたちに、なぜトマトをこんなに使うのか? そしてどうやって調理しているのか?と尋ねたそうです。すると、全員が口を揃えて「トマトソースを作るときは、皮をむいて種を取るのが常識だ」と答えたと言います。皆さん、自身の母や祖母がそうしていたので自然とそのような習慣が身についたようです。つまり、トマトは皮と種を取り除く、という文化が代々受け継がれていて、そこに理由があるのだと言います。
実は、イタリア人はコロンブスがトマトを南米から持ち帰ってから200年間、トマトを食べなかったそうです。毒があると分かっていたからなんだとか。
リアナさんもアボリジニの方々から学んだことは、それに通じるものがあると言っています。彼らは果物や野菜の種は食べるなと教えてくれたと言います。なぜなら、種を食べてしまったら、次の食糧を育てることができなくなるからです。スーパーなど存在しない彼らにとっては、種を残して育てることが命に関わる大切なサイクルだったと言います。だからリアナさんは今でも、種は人間が食べるようにデザインされていないと考えており、それが自然の摂理だと。
ガンドリー博士はかつてブラジルで医療ミッションを行っていたときに、カシューナッツにまつわる似たような話を聞いたと言います。カシューナッツは南米原産で、先住民たちは果実は食べるけれど、ナッツは捨てていたんです。「ナッツは毒だから食べるな」と。今では私たちの食卓にカシューがのっていたりしますが、本来は「危険なもの」と認識されていたんですね(ちなみに、カシューナッツにはレクチンが含まれています)。
長寿の秘訣(クロロフィル)
リアナさんは、今日から長生きと健康のためにできることを1つ挙げるとしたら、毎日クロロフィルを摂ること、と言います。これは彼女が治癒した後、10年以上毎日続けていることだそうです。クロロフィルは血液を浄化し、酸素を供給してくれて、生きているという実感を与えてくれます。
クロロフィルの摂取方法としては、例えば、大きな緑の野菜のサラダを食べる、葉物野菜のスムージーを飲む、野菜ジュースを飲む、または液体クロロフィルのドロップやグリーンパウダーを水に溶かして飲むという方法がある、と説明しています。
彼女がよく使うグリーンパウダーは、ブロッコリースプラウト、カラーグリーン(アブラナ科の野菜)、ケール、スピルリナなどを乾燥させたものだとか。ただし、グリーンパウダーにウィートグラス(小麦若葉)やバーリーグラス(大麦若葉)が含まれていないことを確認したほうが良いとガンドリー博士はアドバイスをしています(本当に体に悪い成分のため)。
iHerbのグリーンパウダーを見ましたが、ほとんどの商品にウィートグラス(小麦若葉)やバーリーグラス(大麦若葉)が含まれているようです…なので気をつけて選びたいですね。ちなみに下記の商品は大丈夫でした。
https://www.iherb.com/pal/referral/pdp/any?productId=18638&utm_medium=appshare
がん予防・回復に効くトップ3食品と、リアナ流ヘルシージャンクフードレシピ
リアナさんは下記の食材を、ガン予防および病気からの回復に効くトップ3の食品として挙げています。
1.カカオ
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理由:抗腫瘍作用があり、「機能性食品(functional food)」としても分類される。
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特徴:ポリフェノールが豊富で、がん細胞の増殖を抑える働きがあるとされる。
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使い方:チョコレートココナッツカップやクッキー生地に使用。モンクフルーツで甘味をつけて、罪悪感なく楽しめる。
2.タイガーナッツ(Tiger Nuts)
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理由:プレバイオティクスとして腸内細菌を育てるだけでなく、肝臓の解毒と保護を助ける研究結果もあり。
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特徴:ナッツではなく根菜で、鉄分も豊富。
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使い方:粉末にしてクッキーやチキンナゲットの衣に/タイガーナッツミルクとして飲用。
3.ブロッコリースプラウト(Broccoli Sprouts)
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理由:スルフォラファンという強力な抗酸化・抗がん成分を含む。
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特徴:免疫力を高め、炎症を抑える働きがある。
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使い方:料理にふりかける。サラダにもトッピング可能。
タイガーナッツってあまり馴染みがないですよね...タイガーナッツ粉は、iHerbで売っているようです。タイガーナッツとは、実は塊茎(根っこ)なんだそうです。食物繊維が豊富で、赤身肉と同じくらいの鉄分も含まれています。しかも、タイガーナッツは腸内細菌のエサとして最高で、プレバイオティクスとして機能し、良い腸内環境を作ってくれます。粉末なので、お菓子作りや肉料理の衣などにも使えるようなので、便利そうです。私はまだトライしたことがないですが、今度買ってみようと思います。
BareOrganics, オーガニックタイガーナッツ粉、340g(12オンス)
また、タイガーナッツは、そのままでも売っているようです。一晩水に浸してから食べると柔らかくなり朝食などにもぴったりなんだとか。リアナさんは、フードプロセッサーで粉砕すれば自家製のタイガーナッツ粉ができ、その粉を使ってタイガーナッツミルクを作るのもおすすめと言っています。
ほかにも、リアナさんは、タイガーナッツ粉、モンクフルーツ(羅漢果のこと)、チョコレートチャンク、バニラ、シーソルトをボウルに入れて混ぜるだけのクッキーを作って食べているそうです。焼かずに材料を混ぜて5分でできるクッキーだと言います。
おわりに...
確かに、食事でがんを予防・治療するという話題には、批判が多いかもしれません。特に、医療関係者や栄養士から非難の声を浴びせられそうですが、食事療法はもちろん、化学療法と併用することもできる訳です。ガンドリー博士は、多くの研究が、腸内環境を整えることが、化学療法の副作用を軽減することに繋がると説明しています。
私自身、食事療法で自己免疫疾患の炎症を抑えることができているのですが、もちろん必要なときは強い薬も使います。ただ、食事療法のおかげで、薬の量は減らせていますし、ステロイドなどの強い薬の使用回数もだいぶ減りました。なので、確かにお金はかかりますし、手間もかかるのですが、健康で生き続けたいならば食べ物に投資するしかない、と思っています。